日清租界地境界階段
日清租界地境界階段 悲しい歴史を秘めた治外法権の地帯、祖界地
仁川広域市 記念物第51号

日清租界地境界階段は、1883年に設定された日本租界と1884年に作られた清国租界との境界で、中央に石階段、両側に租界空間を設けました。
左側は清の租界地域で中国式建物が、右側は日本の租界地域で日本式建物が立ち並んでいます。
130年以上の歴史を持つ階段を中心に、清国と日本の建物がはっきりと別れて配置されています。
左側は清の租界地域で中国式建物が、右側は日本の租界地域で日本式建物が立ち並んでいます。
130年以上の歴史を持つ階段を中心に、清国と日本の建物がはっきりと別れて配置されています。




よく見ると、左側と右側の石灯の形状が異なっているのがわかりますが、これは中国式と日本式の石灯でそれぞれ異なる形態が見られます。
韓国式石灯は基本的に平面八角形の形をしており、日本式石灯は屋蓋石の端に小さい手のように巻き上がった蕨手(きゃくしゅ)がついています。
中国式石灯は正方形を基本とし、形が華やかなのが特徴です。
韓国式石灯は基本的に平面八角形の形をしており、日本式石灯は屋蓋石の端に小さい手のように巻き上がった蕨手(きゃくしゅ)がついています。
中国式石灯は正方形を基本とし、形が華やかなのが特徴です。

階段の上側頂上には、中国の青島から寄贈された孔子像が階段中央を基準に中国側に建っています。
階段が持っている価値と歴史性が非常に高く評価され、仁川広域市記念物第51号に指定されています。
階段が持っている価値と歴史性が非常に高く評価され、仁川広域市記念物第51号に指定されています。

- 【所在地】
- 仁川広域市中区チャイナタウン路55番キル21一帯
- 【アクセス】
- <車> 京仁(キョンイン)高速道路、西海岸(ソヘアン)高速道路の各終点から月尾島方向
<地下鉄> 1号線の仁川駅下車、駅広場の向かい側→チャイナタウン