月尾島の観光名所をめぐる観光モノレール
月尾島の海列車は、仁川市中区の代表的な観光地である月尾島をめぐる観光モノレールで、2019年10月8日に開通しました。
月尾海駅、月尾公園駅、月尾文化通り駅、博物館駅の4つの駅を循環式で運行しており、総運行距離は6.1kmです。
月尾島の海列車の売店では、ドリンクやスナックなどを販売しているので、旅行中、おやつを食べながら小腹を満たすのもいいでしょう。
駐車場は月尾海駅近くの「8埠頭駐車場」と博物館駅の「国立海洋博物館敷地臨時駐車場」を利用すると便利です。

月尾海（ウォルミパダ）駅
起点の月尾海駅は、地下鉄1号線仁川駅出口を出てすぐに見えてきます。
月尾海駅近くの観光地としては、仁川港の開港に伴い、清国租界地が始まった独特な歴史と食文化を誇るチャイナタウンがあります。
また、1883年に仁川が開港し、130年の歴史を持つ開港場文化地区や、童話の中の主人公がリアルに現れる異色写真が撮れる松月洞（ソンウォルドン）童話村、仁川初の近代常設市場としてタッカンジョン（鶏唐揚げの甘辛ソース和え）とコンガルパン（中国式の大きなパン）など異色の食べ物が豊富な新浦（シンポ）国際市場が有名です。
月尾島とともに仁川市中区の観光名所を満喫すれば、楽しみが増すこと間違いありません。

月尾（ウォルミ）公園駅
月尾公園は朝鮮戦争以降50年間、市民の出入りが制限されていましたが、2001年に仁川市が国防部から受け継ぎ、公園へと造成し、市民に公開されました。
月尾公園内の月尾伝統庭園と月尾文化館は、様々な伝統体験が可能です。
月尾公園頂上の展望台は高さ23mで、仁川市街地をはじめ、西海や仁川港、西海岸の夕日、仁川大橋などが一望できます。

月尾文化の街
月尾文化通りは、海が見渡せるお刺し身屋とカフェで構成された全長600mにも及ぶ海岸散策路で、月尾島の青い海を背景に多彩な文化イベントとお祭りが開かれます。
また、月尾島からは、芍薬島（チャギャクド）、永宗（ヨンジョン）大橋、アレベッキル閘門、青羅（チョンラ）国際都市などを経由する遊覧船に乗ることもできます。
海を眺めながら、月尾文化通りには名物であるスリルが楽しめる遊園地もあります。

博物館駅
2003年に米州移民100周年を記念して建設された最初の移民史博物館である韓国移民史博物館、仁川港と閘門の展示コンテンツがある閘門広報館、月尾島の長い歴史文化遺産を紹介する複合文化空間であるオウルミセンターなどをめぐりながら、博物館と文化施設を楽しむことができます。