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中区の伝説

中区の伝説1598 仁川広域市中区に伝わる伝説を紹介します.

中区の伝説 仁川広域市中区に伝わる伝説を紹介します。

龍水洞の金持ちの車氏の伝説

永宗島龍水洞には大きな池が一つあったが、この村の農民はすべて、この水で農業をしていた。
この池は、この村の金持ちの車氏のものであった。車氏は金持ちだったが、ケチで有名だった。
ある日、さすらいの僧侶が、この家の大門の前で木魚を叩きながらお布施のお願いをする念仏を唱えていたが、しばらくして、車氏が出て来て僧侶に怒鳴りながらお布施を拒絶した。
すると、僧侶が「それでは水でも一杯下さい」と言ったところ、車氏は牛の飼料をすくうひょうたんを与えて、「あそこの下に井戸があるから、行ってすくって飲め」というのであった。
僧侶は井戸に行って、水をすくって飲むふりだけして戻り、車氏にひょうたんを返して、「今もお宅は金持ですが、あそこに見える池を埋めて水田にしたら、もっと大金持ちになるでしょう」と言った。
けちな車氏は、その僧侶の言葉に「そうするだけの価値がある」と考え、人夫を使って池を埋めて水田にした。
しかし、池の中に住んでいた龍が暗雲に乗って、八尾島側の海に飛んで行った。
その後豪雨が降り、地滑りが起こり、車氏の家は水に襲われた。結局、金持ちの車氏は滅んでしまい、村の名前は龍水洞になったと言う。